"旅、アウトドアをもっと日常生活へ" をテーマにキュレーションする合同展示会『Perveyors show 2019春』。3月29(金)~31(日)の3日間、渋谷スペースエッジにて開催されました。
5回目となる今回、私たちFEDECAも初出展。
プロモーションを頑張りつつも、素晴らしいプロダクトの数々に、いちエンドユーザーとして魅了されてしまいました。
そんな思いを多くの皆様と共有できればと思い、展示会の模様をご紹介させていただきます!
まずは、主催者で群馬県桐生市でアウトドアショップを運営するPurveyors さんのブース。
日本国内のみならず世界中からセレクトされた逸品の数々。
目を引くのが soul of siberia のブラックククサ。
そのすべてがハンドメイドで作られており、黒色がとてもクールな印象を与えます。
インスタもかっこいいです。
山形県山形市のアウトドアショップ「DECEMBER」さんのオリジナルブランド「DAIS」 。
自社で縫製工場をお持ちで、ファブリック系のギアが充実されています。
特に、キッチンペーパーがセットできるツールロール(右上)は、シンプルながら考え抜かれたデザイン。
こちらは高知のOCHO CAMPさん。上質なオリジナルアウトドアギアが揃っています。
特に、メキシコの職人によるハンドメイドのサラペが美しかったです。日本人好みのアースカラーの色彩で仕上げ、その他の木、鉄、革を使ったプロダクトと調和しています。
また、土佐刃物の職人さんに作ってもらったという斧も、こだわりの一品。
斧では珍しく、黒皮無しの総磨き。美しく磨かれたシルバーが品をもたらします。
くわしくはこちらをご覧ください。
福島県いわき市から 帆布製品を製造するキャニオンワークスさん。バッグを中心に高品質の日本製アウトドアギアを製造。OEMが中心とのことですが、自社ブランドCWFを立ち上げ、骨太のアウトドアギアを展開しています。
防水生地を使用したコンテナがクールで存在感があり、畳めて小さくできるなど機能性も備えた逸品。
また、バックパッカーズクローゼットという名前のこのバッグ、実際商品として販売されているそうです。会場でも注目を集める今話題の商品です。
真鍮アクセサリーのmauveさん。山小屋をコンセプトにしたピンバッジなど、個性豊かで一つ一つが本当にかわいらしかったです。ハンドメイドの味わい、かわいらしいデザインが、ほっこりした気持ちにさせてくれます。作者の山への愛情を感じました。
こちらはBALLISTICSさんの新作「スケートボードスツールキット」。スケボーに取り付けてスツールやテーブルになる優れもの。脚を取り外せて、その脚を納めることができるなど、機能性が考え抜かれたクールな商品でした。
定番のカーミットチェア。シンプルで美しく、完成されたデザインですね。
左のハイバックタイプは輸入元のデイトナさんの別注モデルで、ホールド感が従来のモノよりも増して、座り心地Good!!
座面の高さを変えれるアタッチメントがあったりと、カスタマイズして自分のお気に入りの一脚に。
ドイツのHead Wear ブランド HADのネックウォーマー。とにかくパッケージとカラーバリエーションの豊富さに驚かされました。一目でどんな商品かが分かるパッケージって大事ですよね。顔写真にはトップアスリートや有名な登山家などを採用しているそうです。
組み立て式アウトドアギアブランドのYOKAさん。合板や鉄板をNCやレーザー切断で加工、分解・組立が容易で持ち運びを考えたデザインが特徴です。シンプルながらよく考え抜かれたデザインです。
トートバッグブランドのJETMINMINさん。テーラーメイドスタイルで、JETさんとMINMINさんご夫婦で裁断・縫製をすべてされているそうです。
軍用品をリメイクしたり、地元浜松の織物を使用するなど、とにかくそのモノづくりの思想がかっこいいので、是非HPをご覧ください。
こだわりのブランドが集まった、アットホームな展示会。
私たちにとっても、すごく刺激的な3日間でした。
アウトドアギアの世界もコスパ重視の風潮が強くなってきていますが、
こうした思いの詰まったアウトドアプロダクツと出会い、
ストーリーに直接触れることで、物の価値について改めて考えなおすことができます。
次回は9月に同じ場所で開催されます。
会期後半2日は一般の方も直接購入することができるので、この記事を見て少しでも面白そうだなと思われた方、是非足を運んで、作り手の皆さんとお話しされてみてはいかがでしょうか?
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